壁面緑化の効果や費用について詳しく解説!


壁面緑化を行うと得られる効果

植物で建物の壁を覆うことを壁面緑化と呼び、空気の浄化や二酸化炭素削減など地球温暖化対策に効果的な方法として近年注目を集めています。壁面緑化100平方メートルにつき、スギの木25本分の空気の浄化を行うと言われているのです。壁面緑化は建物の表面温度を下げてヒートアイランド現象を防ぐ効果も持っています。また視界に植物が入ることで建物の印象をよくすることができ、集客やブランドイメージの向上も期待できるのです。美しい緑で覆われた建物は街の景観を美しくし、都市のランドマークとしての役割も果たします。目を引くデザインに仕上げることができれば話題となり、集客や宣伝効果も発揮してくれるでしょう。

壁面緑化にかかる費用

壁面緑化を実施する場合、まずは建物に植物を設置するための作業費用が発生します。さらに植物は手入れを必要とするため、水やりやメンテナンスの費用も必要となるため注意が必要です。忙しくて設置後の手入れが行き届かない可能性がある場合や少しでも費用を節約したい場合には、生花ではなく造花を使用することをおすすめします。造花は水やりをしなくても枯れません。

壁面緑化は助成金を利用できる

特定の条件を満たしていると、壁面緑化には自治体の助成金制度を利用できます。助成金制度は日本全国各地の自治体で用意されていて、自治体ごとに対象や条件が違うため注意しましょう。ただし壁面緑化に助成金制度を利用する場合、助成金の交付申請は工事を始める前に受けなければいけません。順序が逆になってしまわないよう、気を付けてください。

壁面緑化とは建物の壁を植物で覆うことですが、近年は二酸化炭素削減などの地球温暖化の影響で注目が高まっています。